紙媒体だけじゃない!未経験から
沖縄でつかんだWEB編集者の道

国語ドリルを解く日々から月30以上のサイトをチェックする編集者に 編集は紙媒体だけじゃない!沖縄で活躍するWeb編集者の仕事・紹介

検索1位のサイトを創る立役者!企画から記事公開まで対応するWEB編集者

WEB編集者の仕事はWebサイトのコンテンツを企画してサイトに反映させること。どんなページを作成すればよりユーザーにとって価値のある情報を届けられるか、を毎日考えています。企画だけでなく、ライター様への原稿作成依頼、納品された原稿の編集と公開作業も一貫して対応しているため、担当するサイトは我が子のように可愛いです。ページのコンテンツを企画してから1~2ヶ月後にはサイトへの反映が完了するので、そのスピード感も楽しいですね。

またZenken株式会社はターゲットとなるユーザーとサイトのコンセプトに合わせてコンテンツを設計しています。2つとして同じメディアはないため、飽きることはありません。扱っているサイトのジャンルが幅広くて、女性向けの美容メディアや男性向けの資産運用メディア、お子さんのいるご家庭向けの学習塾メディア、高齢者向けの終活メディアまで、こんな業界あるんだというものもあるほどです。このメディアを通じて何百何千人ものユーザーに情報を発信していると思うと、気持ちも高まります。

ほかにもZenken株式会社では「ライターステーション」というクラウドソーシングサービスを運営していて、記事の執筆は主にそこに所属しているSOHOライター様に依頼しています。ライター様との継続的な深いお付き合いを通じて、二人三脚でコンテンツ制作を行なう日々は勉強の連続です。

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私がWEB編集者になるまでとこれから

コールセンターからの転職!Zenken株式会社との出会い

2度と戻りたくないコールセンターの仕事

Zenken株式会社に入社する前はコールセンターで働いていました。当時20代前半だったわたしは、まともに就活もあまりしていなくて…。学生時代に放送部に所属していたので、「話をする経験が活かせるだろう」と思って選びました。しかし、コールセンターの仕事はわたしが想像していた以上に厳しい毎日。毎日のクレーム対応や持病の顎関節症の悪化の影響もあり、精神的にも肉体的にも厳しいと感じて転職を決意しました。

求人の「電話対応なし」が入社の決め手

コールセンターでの仕事の反動から、転職活動での最優先事項は「電話対応なし」(笑)また、趣味で小説を書くことが好きだったこともあり、文章を書く仕事ならできるかもしれないという思いから「ライター」で仕事を探していました。そこで出会ったのが「未経験OK」「WEBライター」で募集をしていたZenken株式会社沖縄オフィス。電話対応はなく、未経験でもスタートできるところに惹かれて応募しました。

試行錯誤しながらライターとしてスタート

試行錯誤しながらライターとしてスタート

webライターとして仕事をはじめ、東京本社から依頼をいただいたブライダルや街コン情報などの記事を作成する仕事をしていました。当時はまず日本語から勉強し直したりして、毎日スキマ時間を使って国語ドリルを解いたりしていましたね。懐かしいです。

ライティングは東京本社にいるWEB編集者の方の企画内容に合わせてライティングをしていたのですが、内容の意図を汲み取ることが難しくて…。苦戦しつつもこまめな質問を重ねて記事を作成しながらやりがいを感じる日々でした。

大抜擢されたチームリーダーとしての仕事ぶりがWEB編集者への転機に

ライターとして少しずつ成長を感じていたある日、当時のチームリーダーが産休に入ることになり、その役割をわたしが担当することに。当時はまだ契約社員だったのですが、会社の役員から呼ばれ、笑顔で「よろしく頼むな!」と言われたのを今でも覚えています。最初は戸惑いもありましたが、任せてもらえることに対して気合が入りましたね。

チームリーダーになってからは、チームメンバーに仕事を割り振りしたり、質問に答えたりする日々。仕事内容を指示する機会が増えていき、そうした姿を評価していただいた結果、ライティングする側ではなくチェックする側に、そしてサイト全体を見たコンテンツ追加について考えるような「WEB編集者」としての仕事を任せていただけるようになりました。

webライターからの転身!WEB編集者としてのいま

月30以上のサイトを編集して出会う新たな発見

沖縄オフィスのWEB編集者の仕事は、運用しているサイトの記事のテーマ設定からSOHOライター様への原稿作成依頼、そして納品された原稿の編集、公開。自分の企画したコンテンツを形にして何百、何千人ものユーザーに届けるものです。「作って終わり」ではなく、自分の作ったコンテンツが何人のユーザーに読まれ、狙い通りの動きへ導けたのかをデータで分析し、次のコンテンツ制作に活かしています。

私は月30サイト以上もの媒体のWEB編集者として日々業務にあたっていまして、月曜日は美容・コスメのサイト、火曜日は健康食品のサイト、水曜日は住宅・不動産のサイト、とそのジャンルも多彩。毎日たくさんのサイト編集に携わるので、私生活にも役立つ知識が増えました。1番の収穫は、WEB編集の仕事で扱ったクライアントの化粧水との出会い。使って見たら肌の調子が良くなり、いまなお愛用しています(笑)。

ライターを経験したからこそ広い視野を持てている

WEB編集者の仕事を始めてみてわかったことは、WEBライターとしての仕事が活きてくるということ。正直、ライターの仕事をせずに編集者の仕事は難しいのではないかと思うくらいです。

ライターをやっていたころ、編集者さんの依頼内容で理解しきれなかったことや、どう書けばいいかわからなかったことが結構あって…。依頼内容を見ても、何をどのように書けばいいのかわからないことが多くありました。だから編集者になって、ライター様が疑問に思うことや迷ってしまうことは事前につぶして依頼をするようにしています。

私が思うライターと編集者の違いって、「見ている視点」なんですよね。ライターはいかに良い記事をつくるか。編集者はいかに良いサイトをつくるか。もちろん、どちらも大切な視点でつながっているんですが、この違いを理解して相互に力を発揮しあって、はじめていい記事、いいサイトが生まれる。これもライター職を経験したからこそ気づけたことだと思っています。

WEB編集者は一人ではできないと痛感する毎日です

WEB編集者の仕事は、ライター様がいてはじめて成り立ちます。だからライター様とのやりとりはとても大切。WEB編集者をはじめたばかりのころは、依頼内容に不備・不足があり、ご質問を受けることも多かったりときにはお叱りもいただいたりすることもありました。

だけど、このお叱りは「もっとこちらと気持ちよく仕事をしたい」と思ってくださっていることの表れ。だからこそ依頼内容をブラッシュアップすることはもちろん、毎日のコミュニケーションも大切にしています。

また、やりとりを通してライター様の人柄や得意なことを知ることも多いですね。そのなかで「次はこのジャンルのサイトをお願いしてみよう」と、仕事に活かせる場面がたくさんあります。

Zenken株式会社はライターステーションというクラウドソーシングサービスを展開しているため、そこに所属するSOHOライター様とは継続的なお付き合いができる。実際に私よりも長くZenken株式会社と付き合ってくださっている方もいらっしゃるので、その中で私自身がWEB編集者として育ててもらっています。

自分の興味ある分野は手を挙げて奪いにいくのが信念

自分の興味ある分野は手を挙げて奪いにいくのが信念

担当する仕事は、基本的に一人ひとりの特性や得手不得手に合わせて上司が割り振りをしてくださっていますね。だけど私は気になる案件があれば、「この案件を私に担当させてください!」とカツアゲしにいきます(笑)。

以前、3ヵ月間ほど東京本社に研修に行かせていただきました。そのときにサイト制作から携わった案件が運用のお仕事としてやってきたときは、我先に!という思いで奪いにいきましたよ。私だけではなく「担当したいです!」と手を挙げる人も多く、自分が担当するサイトをわが子のように可愛がっているメンバーばかりです。

成果と成長にコミットするこれからの目標

WEB編集者の醍醐味はメディアの成長と成果への貢献

WEB編集者として一番やりがいを感じるのは、メディアの成長を感じられたとき。サイトの閲覧数やクライアント様の商品やサービスの購入に至った数など、サイトの成果を前月と比べて上がっていると思わずガッツポーズをしちゃいますね。

セッションは端的に見るとただの数字ですが、サイトの向こう側にいるユーザーが閲覧してくれた数字だと思うと、誰かの役に立つことができたんだと実感できます。そして、私が担当してから数字を落とさず運用できていることは、自分のやってきた運用が間違いではなかった!と思えるところでもあります。

担当するサイトが検索結果画面で上位に表示されることや閲覧数が増えることなど、数字で成果が見える感動は、「作って終わり」の制作会社では味わえない喜びです。

理想の自分をセルフプロデュースしています

Zenken株式会社に入社して5年。そのなかで自分が変わったなと思えることは、「周りからどう見えるか」の意識が変わりました。本当は”今日は仕事量が多くて大変だな…”という感情があってもそれを周りに見せない。自分本位ではなくて組織にいる1人としてパフォーマンスを上げる働き方を大切にしています。

実はわたし、エヴァンゲリオンに出てくるマギシステムが大好きなんですよね。マギシステムは「カスパー」「バルタザール」「メルキオール」という3つの独立型のシステムで、エヴァンゲリオンやネルフをサポートしています。このマギシステムの元となったのが、開発者である赤木ナオコの「科学者としての私」「母親としての私」「女としての私」という3つの思考パターン。つまり、マギシステムは開発者のさまざまな人格をベースにしている面白いシステムです。

当時中学生だった私はこの考え方にインスパイアされ、「クラスにいる私」「家族といる私」…という風に自分自身のいろんな人格を考えるように。Zenken株式会社に入社してWEB編集者としてお仕事をしている今でも大切にしていますね。とくに私は私生活が本当にダメ人間なので仕事だけはまともにしたいという考えが強くて(笑)だからこそ職場では私生活の自分ではなく、「どんな自分を見せて仕事をすれば輝けるか」ということを考えながら”理想の自分”をセルフプロデュースしています!

一人前の編集者になるためにサイト制作の現場を変える!

一人前の編集者になるためにサイト制作の現場を変える!

私を含め、沖縄オフィスのWEB編集者はまだ歴1年未満の経験が浅いメンバーばかり。そんな中でも、もっともっとメディアを成長させて成果を上げ続ける一人前のWEB編集者になりたいんです!

そのためにやりたいことは、ライターステーションの価値を向上させること。ライター様と二人三脚でサイトづくりをするからこそ、成果につながるサイト制作の仕組みを作りたい。そして、ライター様のことを一番理解できるWEB編集者になりたいです。

あと個人的には、沖縄オフィスの拡大をしてオフィスで猫を飼いたいという野望も(笑)。会社の規模を大きくすると、社会貢献が必要ですよね。社会貢献の一貫として保護猫活動をしながら、大好きな猫と猫好きの仲間と仕事をする夢も大切にしています。

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【コラム】私がZenken株式会社で学んだ!WEB編集者の勉強方法

WEB編集者は文章の勉強よりもマーケティングの勉強が必要。私は「勉強」という言葉を聞くと拒否反応(笑)を起こしてしまうので、「習慣」という言葉で置き換えていて日常に取り入れやすいWEB編集者の勉強方法を実践しています。

1:買い物中の自分に「?」を投げかける

マーケティングと聞くと難しいイメージがありますが、日常でも勉強することはできると思うんですよ。例えば、普段コンビニでお菓子を手に取ったとき。「なんでその日、そのときに商品を選んだのか?」を考えるだけでも、マーケティング理解につながるんです。商品やサービスを選ぶきっかけや行動をリサーチして、編集に活かしています。

2:TV(ネオバラ枠)の「面白い」をストックする

私が編集者として大事にしていることは、サイトの表現や言葉選び。サイトによってターゲット層は違いますし、サイトのコンセプトも違います。だから言葉の引き出しをストックするようにしていますね。

テレビが大好きで、テレ朝の月~木曜の11時15分から始まるネオバラ(ネオバラエティ)枠がとくにお気に入り。ここで面白いなと思った表現や言葉を自分のストックとして保管しています。お仕事の時に使えれば…と思っているのですが、ほとんどはTwitterのつぶやきへ行くことが多いのが悩みですね(笑)

3:SNSでの定点観測

TwitterやInstagramなどのSNSを使った定点観測もおすすめです。担当している案件のターゲット層の悩みや希望に寄り添うために、近いユーザーの1日のSNS投稿を追跡していたこともありました。

過去に40代前後の薄毛に悩む男性向けメディアを担当した際、女の私はターゲットであるユーザー層の悩みがなかなか理解できなくて…。そのときにSNSでターゲットに近い人をフォローしてみることにしたんです。リアルな生活感や悩みなどを知る機会ができたので、頑張らずに仕事に役立つインプットとアウトプットができました。

編集者とは

編集者とは、webサイトのコンテンツ制作を行う担当者のこと。webサイトのテーマにあわせてキーワードの選定やコンテンツ案の企画などを行い、制作管理まで行える仕事です。制作の過程でライターへの依頼から完成したコンテンツのチェック、webサイトへの入稿と公開まですべて行うことが可能。webサイトの運営に必要な、ページの公開後も反響を確認まで一貫して対応できるところが魅力です。

編集者に必要なスキル

  • 企画力
  • SEO
  • ライティング力
  • コーディング力

編集者に向いている人

  • イベントやコンテンツの企画を考えることが好きな人
  • 数字で成果や成長を追っていきたい人
  • 内部・外部を問わず周りとコミュニケーションを取るのが好きな人
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