お客さまの商品価値を最大化させるマーケティングリサーチャー
お客様が手掛ける業界の市場調査をするのが、マーケティングリサーチャーの仕事です。Zenken株式会社はお客様からの依頼を受けてWEBメディアを制作していて、そのお客様の商品価値を最大限に高める役割があります。お客様の商品の強みは何なのか、競合となる商品は何か、どんな特徴があるのかなど調べていきます。
Zenken株式会社はとにかく扱っているジャンルが広いので、膨大な業界の知識が身に付きます。不動産業や飲食業、医療や教育関係などを調査したこともありました。仕事にしなければ絶対に調べることはなかった薄毛についての知識もついて、身近な人の頭皮が気になることも。WEB業界未経験から入社して数か月、想像もしていなかったほどの知識が増えています。
私がマーケティングリサーチャーになるまでとこれから
仕事が楽しいと語る友人の明るい表情が転職の決め手
勤続年数10年!接客業からIT業界への転職
Zenken株式会社に入る前は、10年間スーパーに勤めていました。10年も続けていると業務は多岐に渡り、お客様の対応だけでなくクレーム対応や社員の教育と部署を超えての仕事を行なっていました。やりがいは感じていたし、接客業の仕事に不満を抱いていたわけではありません。そんな私が、なぜ異業種のIT業界に転職を決めたのかと言いますと、Zenken株式会社で働く友人がきっかけでした。
「毎日楽しい、挑戦している」そんな友達の笑顔に惹かれた
私はリファラル採用※で入社したのですが、そのきっかけは友人の笑顔です。数名の友人で集まって仕事の話をしたときがあったのですが、一人の友人がめちゃめちゃ楽しそうに今の仕事について笑顔で語っていたんですよね。どんなところが楽しいのか、どんなことに挑戦しているのかを活き活きと話す友人が眩しく見えて、どんな会社に勤めているのか気になって会社名を検索してみました。
働いている方の気持ちが飾られることなく綴られているZenken株式会社ブログや、研修内容、社内の様子が伝わるFacebookを見つけて読み進めていくうちに、楽しそうな会社だなと興味を持ちました。それからも時折気になってZenken株式会社ブログやFacebookを覗いていたところ、自分も挑戦してみたいという気持ちが込み上げてくるように。友達の輝く笑顔を見てから1年、Zenken株式会社への応募を決めました。
※リファラル採用とは
弊社に勤めたいと考えている家族や知人を、社員が会社(人事)に紹介すること。Zenken株式会社沖縄オフィスでは、リファラル採用でのご応募でも、通常と変わらない選考をご案内しております。
衝撃を受けたZenken株式会社が掲げる○○禁止ルール
応募後に参加した説明会で聞いたお仕事内容は、友達が話してくれたときに感じたワクワク感を、より一層引き立ててくれました。選考に進みたい!と、さらに前向きになっていた私が選考で唯一衝撃を受けたのはZenken株式会社の独自ルール。社員全員敬語の「敬語ルール」やお金の貸し借り禁止など、ほかでは聞いたことのないルールの連続に不思議な感覚を覚えました。
そんなルールの中で一番印象的だったのは、横同士(同僚)での愚痴禁止。私は以前スーパーに勤めていたのですが、社員同士で愚痴をこぼしあって、言った方も言われた方もモチベーションが下がってしまうといったことがたまにありました。モラルとして愚痴禁止は理解できますが、まさか会社が率先して提示してくるとは…。この時点ではその効力を把握できていなかったのですが、入社してすぐ理解できました。
愚痴が聞こえてこないので、「言われてみればそうかも…」と、変に引っ張られることなく業務に集中することができます。Zenken株式会社に入る前は、中立を保たなくては…と、業務とは別のところで気を張っていたのですが、その必要がなくなりました。社員全員が共通のルールをもっているため、人間関係の構築はかなり楽でした。
ついに踏み出したマーケティングリサーチャーへの道
目的を把握せず作業的になってしまった1歩目
社会人11年目。IT業界5日目の研修を終えたばかりの私がまず挑戦したお仕事は、WEB制作に必要な情報を集める調査業務です。マーケティングリサーチャーとしての1歩を意気揚々と踏み出したのですが、はじめはフォーマットにある項目に調べた内容を当てはめていくだけ。やりがいはそんなに感じないし、何かに役立っている感覚もありませんでした。
今考えると、特徴と書かれた欄に記入された内容は、統一性なくバラバラ。パッと見ただけではどこに何が書かれているのかはおろか、どこを見れば他サービスとの違いや強みがわかるのか、まったくわからない仕上がりに。友達のようにキラキラした笑顔で語れる日々とは、まだ距離がありました。
ただの調べものじゃない、お客様の悩みを解消する提案につなげる
調査内容をまとめて先輩社員に提出したところ、丁寧なアドバイスとともに調査業務を行なう意図を改めて説明してくださいました。私たちが調べた情報をもとにディレクターがサイト作成を行なうこと、情報に誤りや不足があると正しい市場ポジションで効果的なマーケティング支援を行なえないこと。
例えば料金の項目ですが、細かな単位を調べることで市場を把握することにつながります。市場を知ることは、お客さまの事業計画の根幹を担うと言っても過言ではありません。お客さまの市場をお客さま以上に把握することで、今までとは違う視点からのマーケティング支援が可能になります。市場における優位性をあぶり出し、商品価値をさらに向上させる。その最初の一手を担うのが調査業務と知ってからは、ただ情報を集めてまとめるのではなく、マーケティングの観点から調査を行なうようになりました!
意識を変えて業務にあたると、調査内容をチェックしてくださる先輩社員からの指摘も減っていき、マーケッターとしての一歩が本当の意味で踏みだせたと嬉しくなりました。
前向きな姿勢が実を結んで月間MVPを獲得
仕事が楽しいと感じ始めると、今の仕事量だけでは満足できなくなりました。さまざまなことを学ぶためにも業務をもっと入れて欲しいとチームリーダーに直談判。私の熱意を受け取ってくださったチームリーダーは、仕事量の調整だけでなく、先輩社員の補佐として対応していた仕事を、メイン担当として私に任せてくださいました。自分から仕事を取りに行く前向きな姿勢が実を結んで、入社して7ヶ月、月間MVPを獲得することができました!
目指したい自分と今後への新しい挑戦
「あなたに調査をお願いしたい」と名指しされるプレイヤーを目指す
入社当初はイラスト業務を第一希望にしていましたが、今ではやりたい仕事で言えば三番目くらい。それほど調査業務にのめり込んでいて、とことん極めたいと思っています。
ただ情報を調べて書き込むのではなく、お客さまのマーケティング支援に繋がるような、より活きる調査を行なっていきたいです。「徳元に調査をお願いしたい」と言ってもらえるように、スピードはもちろん、クオリティを追い求めていきます。
教わってきたことを今度は私が新人さんに伝えたい
調査業務だけでなく、新人教育にも興味があります。私が所属するチームの業務は、業界知識や商材理解を深めるにはもってこいの内容のため、よく新人さんが配属されます。沖縄オフィスでは新人さん一人ひとりに教育担当をつける「メンター制度」が取り入れられているのですが、私自身メンター制度を通じて沢山のことを学びました。
入社当初「こんな初歩的なこと聞いて良いのかな?」「私への教育に時間を割いていただくのが申し訳ない」と、どこか遠慮していた節があったのですが、当時の上司が「私たちは良い意味でお節介。だから色々なことを徳元さんに伝えたくなる」と話してくださり、遠慮する必要はないのだと気が付きました。
そこからは小さなことも遠慮せずにメンターに質問するように心掛けた結果、チームメンバーとコミュニケーションをとる回数が増加。交流が活発になったことで学びが今まで以上に増え(皆さんいい意味で本当にお節介 笑)、仕事がより楽しいと思えるようになりました。
私のように遠慮してしまう新人さんは、恐らく少なくありません。新人さんには仕事を楽しんでもらいたいので、仕事が楽しくなるための一歩を踏み出せるように、今度は私がお節介をやいて背中を押せる存在になります。
いつでもカッコイイ自分を自分に見せたい
欲しい情報を引き出すための検索キーワード選定、時間短縮に繋がるツールの活用など、業務を通じて検索力が大幅に向上しました。Zenken株式会社に入社してから、プライベートでも活用できるスキルが沢山身についています。できることが増えていくと、自分カッコいいな…!と思う回数も増えてきました(笑)
ただ目の前の業務をこなすのではなく、さらに上を目指す意識は常にもっています。いつでもカッコいい自分を自分に見せたいので、これからも全力で頑張ります!
マーケティングリサーチャーとは
お客さまが抱えるマーケティングの課題に対して、最適な対応策を提示するための糸口を探る調査業務を担っているのが、マーケティングリサーチャーです。さまざまな観点から調査項目を設けて集計・分析を行ないます。特別なスキルや資格は必要ありませんが、広い視点とさまざまな分野の知識を必要とする職種です。
マーケティングリサーチャーに必要なスキル
- マーケティング知識
- word・Excel操作
- 幅広い業界への知識・理解
マーケティングリサーチャーに向いている人
- いろいろなことに興味・関心をもてる人
- 細かい作業が得意な人
- 知識を得ることが楽しいと感じる人
- ネットサーフィンが好きな人