どんなニーズにも応えて、クライアントとユーザーを幸せにするWEBアナリスト
あなたが今、このサイトに訪れたのは、検索して出てきたタイトルに興味を惹かれて、クリックしたからだと思います。検索して1番上に表示されたサイトのクリック率は21%、2ページ目以降のクリック率は1%だと言われています。WEBアナリストは、そんな限られた枠の中で、どうすればもっと多くの人がサイトに来てくれるか?どうすれば訪れた人にお客様の魅力を届けられるか?を分析するお仕事です。
何をするのか想像つかない…と思うかもしれません。実は少し前まで私もそうでした。ITの右も左も分からなかった状態から、入社1カ月でWEBアナリストになった私が、サイト分析業務の仕事内容ややりがいについてお話ししたいと思います。
私がWEBアナリストになるまでとこれから
県庁の非常勤職員からWEB業界へ!
27歳で転職活動をスタート
Zenken株式会社に入社する前は、県庁の非常勤職員として働きながら、公務員を目指していました。でも、公務員になれないまま、あっという間に27歳になり…。年齢も年齢でしたし、代わり映えしない事務仕事にも物足りなさを感じていて、一大決心で転職活動をスタート。もともと本を読んだり文章を書いたりするのが好きだったので、WEBライターを目指そうと決めました。
探してみるとアルバイト採用ばかり…
「WEBライター 沖縄 未経験」で検索したとき、目にとまったのがZenken株式会社 沖縄オフィスです。未経験可を謳っている会社はほかにもありましたが、アルバイト採用の求人が多く、「契約社員からスタートできて、正社員登用制度もある」というのはZenken株式会社だけだったんじゃないでしょうか。
タイピングスコアCマイナスからスタート
採用試験は面接(前職の話や志望動機などを質問されました)のほかに、タイピングテストがありました。当時の私の結果は初心者レベルのCマイナス。合格ラインには及びませんでした(合格ラインはスコアA以上)。
でも、ご厚意で再挑戦させてもらえることになり、1週間タイピングテストをひたすら練習。その結果、無事タイピングテストに合格し、採用が決まりました。
転職活動をしていると、なぜダメだったのかも分からないまま不採用…という会社も多かったんですが、Zenken株式会社は私に足りない部分をはっきり言ってくれて、さらに、やる気を見て再挑戦の機会をいただけたのがうれしかったです。
今は50サイト以上の運用を担当しています
入社1か月でWEBアナリストに転身
入社後は新人チームでWEBサイト制作やライティングの基礎を学びました。1か月ほど経った頃、サイトの運用を担う分析チームへの異動が決まり、WEBアナリストへ転身しました。
Zenken株式会社のWEBアナリストのお仕事は、市場分析からコンテンツ企画、外部ライターへの記事作成依頼、編集作業から成果の確認まで、サイト運用に関する一通りをワンストップで対応します。スケジュール感で言うと、月曜日は市場リサーチやサイトの状況確認、火曜日は外部ライターに向けた依頼書を作成して、水曜~金曜で納品された原稿を確認し、サイトに実装していきます。
配属後、さっそく任せてもらえたサイト数は約10件。歯医者さんの集患につなげる歯科系のサイトや、マイホームを建てたい方に向けておすすめのハウスメーカーを紹介する住宅メディアなどでした。当初はサイト運用の知識がまったくなく、ついていけるか不安でしたが、先輩社員がマンツーマンでフォローしてくれたので、大きくつまずくことはなかったですね。
WEBアナリストになってつまずいたこと
サイト分析でつまずくことはなかったものの、外部のライター様とのやりとりは難しかったですね。Zenken株式会社では「ライターステーション」というクラウドソーシングサービスを運営していて、そこに所属されているライター様に記事を執筆していただくんですが、前職でも社外の方とのやりとりはほとんどなかったので、「正しい敬語・言葉遣いができない」「依頼内容を上手く伝えられない」と悩みました。
ときにはご指摘やお叱りの言葉をいただくこともありました。今でも依頼内容を上手く伝えられず質問をいただいて、お手間をとらせてしまうこともあります。そういった経緯もあって、「自分ならこの依頼内容で伝わるか」「気持ちよく執筆できるか」と相手の立場になって考えることを心がけています。
最近ではライター様の趣味や得意なジャンルにあわせて案件を選んだり、これまでの経歴やスキルにあわせてレクチャー資料を用意するようにしています。ライター様は社外の方ですが、同じものを作っていく仲間だと思っています。なので、画一的な対応はしたくないですね。
あらゆる市場で数百人、数千人の集客を叶える仕事
現在ではZenken株式会社に入社して1年以上経ち、担当サイト数も50サイト以上になりました。たとえば…
- 歯医者さんの集患数を増やす矯正治療のサイト
- 新たな食品の仕入れルートを確立するためのBtoBサイト
- メディカルダイエットや美容整形などの美容メディア
- マイホームを建てたい方に向けた住宅メディア
- 結婚相談所に関する婚活メディア
…などなど。1サイトから毎月10人集客することができれば、500人もの集客が叶えられます。1年間で6,000人。1か月の集客数を増やせば、1憶人も無理な数字ではありません。あらゆる市場で、これだけの規模の集客を叶えられる。大勢のユーザーとクライアントさまとの懸け橋となれるのは、まさにWEBアナリストのやりがいです。
「とりあえず上間」、そんなWEBアナリストになりたい
これまでと”変わった私”
入社前と比べると、WEB制作のノウハウや編集力、コーディングスキルが大きく成長しました。精神面でもいろんな変化があって、とくに、ものごとを前向きに考えられるようになりました。
Zenken株式会社ではよく「向き不向きより前向き」という言葉を聞きますが、まさにそう。私も、入社してすぐ「WEBアナリスト」に配属され、クライアント様が毎月数十万円ものお金を費やしている広告を一人で担当することが不安でした。SEOやマーケティングの知識もない私には向いていないんじゃないか、と。でも、私の手で、広告費以上の集客性と価値をクライアント様に届けられることに、今は大きなやりがいを感じています。
やる気さえあれば、意外となんとかなるもの。できないことにこだわらず、チャレンジしてみることが大切です。私はいま、後輩メンバーに教える”メンター”という立場にチャレンジしています。「上手く伝えらない…」と悩んだりすることもありますが、後輩の成長が感じられるとやっぱりうれしいです。あと、上司に誘われて、オフィスメンバーと一緒にハーフマラソンに出場したりもしました(熱いお誘いでしたが、強制ではなかったです笑)
これから”なりたい私”
サイトの運用担当者を決めるとき、「とりあえず上間に任せておけば安心」と言ってもらいたいですね。成果を出すことには、妥協したくありません。あらゆる市場において、何千人という規模の集客を叶えたい。集客に悩んでいる経営者を、業界問わず助けられる、そんなWEBアナリストになりたいです。
WEBアナリストとは
WEBアナリストとは、Googleアナリティクスやサーチコンソールなどの解析ツールを駆使して、WEBサイトの改善をおこなう仕事です。ウェブ解析士と呼ばれることもあります。さまざまなデータをもとにアクセス解析・ユーザー解析を行い、サイトの課題を見つけて、改善して成果(コンバージョン)を出すことがWEBアナリストの役割です。
WEBアナリストに必要なスキル
- SEOの知識
- マーケティングの知識
- ロジカルシンキング
- コミュニケーション能力
WEBアナリストに向いている人
- 地道なトライ&エラーを続けられる人
- 好奇心旺盛な人
- 数字で結果が分かるのが好きな人
- さまざまな業界のコンサルティングに関わりたい人