一目で契約が取れる!営業アシスタントの資料づくり
営業アシスタント職の主な仕事内容は、営業現場で提案に使われる資料を作成すること。資料づくりと言うと数値を打ち込むだけの簡単な作業に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。提案する企業様に合わせて、市場のニーズや競合他社とのポジショニングなどをまとめ、オリジナルの提案資料を作ります。縁の下の力持ちではなく、同じ舞台に立ち、本社の営業スタッフと心をともにして、売上に貢献できるお仕事です。
私が営業アシスタントになるまでとこれから
接客業からIT業界へ
広告をつくる側になりたい
私はもともと携帯ショップの店員で、接客から事務業務まで一通り行っていました。ポップ作成の業務も行なっていたのですが、ロゴを使う時は比率が決まっていることや、著作権が関わってくることなど広告のルールを知ったんです。今まで意識して広告を見たことはなかったのですが、段々とそのルールやデザインの意味を考えるようになっていって…。そのうち「もっと本格的に広告の作り方を学びたい、広告を作成する側に回りたい!」という気持ちが強くなって、転職することを決めました。
ところが求人は「経験者募集」ばかり…
最初は印刷会社への転職を考えていました。しかし、そこでぶつかったのは「経験者募集」の壁。もちろん経験はありませんでしたから、やる気はあるのに…と悔しい思いをしました。そんな時に出会ったのがWEBマーケティング・広告の会社であるZenken株式会社です。求人内容に大きく載っていたのは「未経験OK」の文字。印刷業界とは違いWEB広告の会社でしたが、この出会いを無駄にはできない!と感じて、すぐに面接を受けることに決めました。
業務を通してマーケティングの基礎を学んだ
入社して最初に配属されたチームでは、サイトを作る前に必要な市場調査やサイト制作後のチェック業務を行いました。マーケティング・制作の基礎が学べるお仕事です。
Zenken株式会社で作るサイトはさまざまなジャンルがあるので、業務を通してさまざまな業界に触れることは新しい発見の連続。サプリメントや美容医療、注文住宅といった幅広い業界知識を得られることにワクワクしました!
先輩社員の支えもあって楽しい毎日
未経験ながらも楽しいと思える余裕があったのは、先輩社員のお陰です。業務のサポートだけでなく、私が会社に早く馴染めるようにランチに積極的に誘ってくださったり、チーム以外のメンバーにも私のことを紹介してくださいました。最初はなかなか別チームの方とコミュニケーションが取れなかったのですが、先輩社員の働きかけのおかげで緊張がほぐれ、自分からコミュニケーションをとれるようになりました。
ランチの時に告げられた突然のチーム異動
入社して1年半が過ぎたころ、新しいチームの発足メンバーに選ばれました。そのチームこそ、現在私が所属している営業アシスタントチームです!
上司とのランチの時に発表されて驚いたのはいい思い出です(笑)。物々しい雰囲気の中で告げられると、どうしようと不安が先に来ていたかもしれませんが、リラックスした場でお話をいただいたおかげで、硬くならずに『挑戦してみよう!』と前向きに捉えることができました。
トライ&エラーの繰り返しで「できる!」が増えた
ゼロからのスタートで壁にぶつかる毎日
営業部署がない沖縄オフィスから発足された営業アシスタントチーム。新しい仕事を任せてもらえたことを嬉しいと思うと同時に、チーム存続は私たち立ち上げメンバーにかかっているというプレッシャーもあります。
いざ新しいチームでの仕事が始まると、何もないゼロからのスタートだったので大変なことの連続でした。沖縄オフィス内では新規業務にあたるため、マニュアルは存在していません。そのため東京と密にやり取りしながら、納品方法や報告経路の確定といった、今後仕事をする上で基盤となってくる土台づくりから始めました。
徐々にできる件数が増えていった
営業アシスタントのお仕事にノルマはありませんが、チームで作成件数を目標に掲げています。その目標を達成することがなかなかできず…。 そこで自動化できる部分は自動化しようと関数を勉強することに。詳しい人に例を出してもらいながら教えてもらったり、教わったことを実践したり。それ以外でも業務スピードを上げるためにマウスを使わずに作業できるショートカットキーを覚えました。その結果、資料作りにかかる時間を大幅短縮することに成功!対応できる件数が、最初と比べてチーム全員が2倍、3倍にも増えました。
0からのスタートは貴重な経験ばかりだった
期待してもらっているから…と必要以上に力んでしまわないように、チーム内の合言葉は「分からないことは確認する!」。当たり前のようですが、必死になると視野が狭まって忘れがちになるので、困ったことや疑問に思ったことは素直に口にしよう、と。
発足当初はとにかくがむしゃらで、悔しい思いをすることもありました。でも、それまで仕事は「もらうもの」だと思っていた意識が変わるきっかけになりました。0からスタートして、0を1に、1を10にと、仕事を生み出す側・拡大させていく側になれたことは、私の中で大きな糧となっています。
オーダーメイドの資料で提案先の心をつかむ
Zenken株式会社で作る提案資料は、1社1社オーダーメイド。私たちのサイトが提案先の課題解決のお役に立てることがより伝わるように、提案先のWEB担当者になったようなつもりで仕事に取り組んでいます。業務では毎日とにかく色んな業界や企業について調べているので、今までまったく知らなかったことにも興味が出たり、知識が身についたり、商品やサービスのことを知れたりもしています。今まではサプリメントに興味はなかったのですが、最近ではプライベートでも思わず検索してしまうほど。購入する日も近いかもしれません(笑)。
提案先の業界・企業によっては専門的で難しく、資料作成に時間がかかってしまうこともあるのですが、そんな資料ほど受注が上がった時の嬉しさはひとしおです。営業の方から「この資料のおかげで受注がとれた!」と言われた時は、嬉しさはもちろん、次の仕事もやってやるぞ!と気合いが入ります。
沖縄に任されていなかった案件の依頼がもらえた
チーム発足時はできる仕事の種類も件数も少なかったので「もっとできることを増やして営業さんの役に立ちたい!」と考えていました。しかし、やりたい気持ちだけで任せてもらえる仕事が増えるわけではありません。
作成した資料でいただいたアドバイスを次の資料に活かしたり、本社が作成した資料をお手本にして自分なりに資料を作成してみたり。上司や東京の担当者の方にアドバイスをいただきながら、チームで勉強会を開催したりもしました。その結果、新しい仕事をいくつか任せてもらえるようになりました!諦めずに次に繋げるための動きができていたことが、仕事を広げることができた要因だと思っています。チームみんなで掴み取れたことが嬉しかったです。
東京にとっても沖縄にとっても「なくてはならない存在」になりたい
売上をけん引する「営業アシスタント」を目指す
営業アシスタント職は資料作成が主な仕事なので、事務的な職種と思われがちです。しかし、私たちは常に営業現場の最前線に立つ営業の方々と心をともにしたい。だからこそ、「売上を生み出す資料作成」をしたいと考えています。いつか、沖縄の営業アシスタントがZenken株式会社の売上をけん引する組織になる!そういう想いを持っています。まだ今は対応できていない種類の資料も多くあるので、私たち自身スキルを高めて仕事の幅を広げていき、私たちの資料で数字を作る組織を目指していきます。
1人ではなくチームだからこそ得られること
チームとして、売上をけん引する組織を目指すのはもちろんですが、私個人の想いとしては、仲間の成功を喜びあえるチームを創っていきたいなと。私はZenken株式会社に入るまでチームを意識した働きをしたことがありませんでした。でも、営業アシスタント職を任され、毎日本社の方々、オフィスのメンバーと接していく中で、情報共有を密に行ったり、受注が決まった時に一緒に盛り上がったりしながら、仲間と一緒に成長していく楽しさを知りました。これからどんどん仕事を増やし、売上を上げていく中で、仲間も当然増えてきます。だからこそ、個人プレーではなくチームプレーとして、仲間との成功を喜びあえるチームを創っていきたいと思っています。
営業アシスタントとは
営業が訪問先で提案する際に使用する提案資料を作成する仕事です。市場調査を行い、Excelやパワーポイントなどのofficeソフトを使って調査内容をまとめます。契約が取れるよう、ただ数字をまとめるのではなく、訪問先企業や競合となる会社の課題や強みも理解し、戦略的な資料を作成します。
営業アシスタントに必要なスキル
- 簡単なExcel操作
- 基本的なビジネスマナー
- コミュニケーションスキル
営業アシスタントに向いている人
- ネットなどでの調べることが好きな人
- Excel操作が好き
- 細かい作業が得意な人